ワニコ母さんブログ
第16回今井商店まちゼミ感想ハガキ
今井商店では、
「えご練りを見て、
混ぜてみて、
タッパーに入れて、
持って帰って、
粗熱が取れたら、
冷蔵庫に入れて、
できれば二日後に食べてみて、
感想をハガキに書いて送ってね」
という内容のまちゼミを行いました。
(今井商店の今回のまちゼミは
終了しています。)
10月10日日曜日から15日まで、
毎日エゴ草を洗い、
皆さまの前でえごを練りました。
コロナウイルスが心配な中、
まちゼミをする、ということも
心配なことですが、
お茶を出したりもできず、
試飲も試食もできないなら、
どんな講座ができるだろうか、
と考えました。
えごは、作ってもすぐに食べることは
できません。
だったら、逆に?
今の状態でのまちゼミに向いている
のかも?!
と思いました。
どうせ?
その場で食べられないんだし。
持って帰ってもらうなら、
いつでも同じことかーと
思って、今年の春のまちゼミに
出してみました。
始めてだったので、
そんなに来ないかなーと思い、
一日4人で5日間の設定にしましたら、
予想をはるかに超えて定員の倍以上の
お申込みが!
今回は、
4人×6回にしましたが、
それでも二日目中にはほぼ埋まる状態で、
申し訳なかったので、
午後の部を4回追加しました。
全部埋まり、当日も皆さま元気に
お越しくださり、40名の方から
体験をしていただきました。
その場で食べられないので、えごの
感想を聞くことができません。
ですので、お土産にいたえごと一緒に
ハガキを付けます。
「食べてからの感想を」
まちゼミでは、
「佐渡産えご草」を使っています。
ここに来る方は、皆さん「佐渡産えご草」は
使ったことがない、と言います。
実際、現在今井商店のえご草は、
ここで買ってもらうしかありません。
市内のスーパーマーケットでは、
どこか?国産のえご草が並んでいます。
また、地元の浜から分けてもらったり、
海岸で拾ったりする方が多いようです。
また、一度も作ったことがない方、
一度作ったけれどうまくいかなかった方、
がほとんどです。
↑↑↑
こういう方が
気軽に体験して、実際に作られたら、
一番嬉しいことです!
しかし、えごは
「それぞれ好みがある」ということ、
「採れた年や浜によって出来上がりに違いがある」
ということが難しいところだと思います。
それでも一度作ってみたら、
今度はこうしてみよう、とか
私はこういうのが好みなんだな、という
ことが分かる、っていうことも
良いことだと思います!
今井商店のまちゼミに参加して
感想ハガキより
・作り方は同じですが、水の量が最適でした。
地元のえご草と佐渡のえご草食べてみて全く
味に違いが分からなかった。
雰囲気が明るく身近で実習ができて良かった。
・とても美しくて感動しました。おいしかったです。
※3日目のエゴはとてもなじんでやはりおいしかったです!!
伝え聞いたものは、おじおばなど大変なイメージで
なんとなく面倒に感じて敬遠していたのですが、
教わってからとても楽しみに家で作ってみました。
母が喜んでくれて何よりのよろこびです。
・一人分12gという分量で作れば作業がやり易いことに
気が付きました。いつも100g作り時間がかかり
熱さとの戦いでした。
・材料価が高いので失敗したら、という不安もあり、
作り方を言葉で聞いても挑戦できなかった。
実演が見れて良かった
・丁寧にゴミを取るのが大変そうに感じましたが、
チャレンジしてみます。
・何回も作ってみて、自分好みの固さにたどり着くまで
頑張ってみようと思います。
・えごを作ってみたいと思っていたので大変参考になり
ました。考えていたより面倒でなさそうなので挑戦して
みようと思います。
・自分が作ったのは固かったのですが、いただいた
のは丁度良い感じでおいしくできました。
とても勉強になりました。
・高価貴重な「えご」をおいしくいただきました。
今度挑戦してみます。
・出来たてより二日おいた方がおいしかったように
おもいました。
・煮込み時間が意外と身近いところが思っていたより
簡単だった。
・えごの弾力がちょうどよく歯ごたえも良かったです。
私は水加減がてきとうに作っていたので体験出来てよかった。
家に帰って作ってみたとき、なかなか体験したように
ねりができません。
・私の場合水につけて、水の量も多いので、煮溶かす
のに時間がかかるが短時間で完成!味比べに
私流も作り、食べてみた両方おいしい。なめらかさは、
私流が好みでした。
・作り方は一緒です。
・今まで孤独な作業だと思っていたのですが、
楽しく拝見いたしました。火加減と終わり方のコツが
よくわかりました。きめが細やかだと思いました。
・最近は圧力鍋で煮ることが多かったです。できた
えごはなめらかでほどよい硬さもあり美味しかった
です。私のは一定ではない。
・色白であっさりした味でした。
思っていたより簡単。能登産も試してみたいと
思いました。
・自分で作る時はやわらかすぎて
ちょうど良い固さが出来ずにいましたが、
煮る時間が足りないと分かり、その後、
いろいろ試してます。今回体験させていた
だき本当に良かったです。
・分離せず、均質にできていた。
20分程煮ることが分かり、よかった。
雑談の折に耳にした 味付けえご を
やってみたいと思いました。
・実際に作っている所を見せてもらったので、
家でも作ることができました。
おいしく出来ました。
・練り方が悪くザラザラしていたので、
今回はとてもおいしかったです。
※第16回かしわざきまちゼミ今井商店に
参加してくださり、感想ハガキを送って
下さった方の感想一部抜粋です。
皆さん、本当にえごが好きなんだなー
と思います。
私も習いたいわ、と思った方、
カセットコンロが使えて、
4人以上集まれるようでしたら、
どこにでも「えご練り体験会」を
しに行きます。
ぜひ、お声がけください。
来年の春、またかしわざきまちゼミが
開催されるようでしたら、
またこの「えご練り体験」に
しようかな。
ご参加いただき、
ありがとうございました!
乾物屋の今井商店 若林
ヘアドネーション2回目
ヘアドネーションとは、
「頭皮・頭髪に関わる何らかの病気が原因で髪の毛を失い、
ウィッグを必要としている子ども達に、医療用ウィッグの
原料となる毛髪を間接的に提供すること。
寄付された髪の毛は、選別・加工の工程を繰り返したのち、
ウィッグとして生まれ変わり、レシピエントの
元に届けられています。」
ということで、
2017年7月12日のブログに書きました。
あれから、4年かー。
ここまで伸びる途中はどんなだったか、
さっぱり覚えていませんが。
一年半前くらいにパーマもあててます。
本当は最後に?
グルグルパーマをかけようかな、と
思っていましたが、
美容院に行くタイミングを逃し、
結局切ることにしました。
白髪染めも繰り返したし、
特段のケアなどをしていなかったので。
美容師の友だちから、大事なハサミをお借りして、
断髪。
束ねた髪の毛を切るので、
毛がすべっていって難しいです。
思っていたより短く切ってしまいました。
こざっぱりとマッチ棒風に。
(千恵画)
髪型のイメージをマッチ棒、と言ったら、
書いてくれました。
そうそう。
そんな感じ。
今は、美容室からではなく、個人で送ります。
ちゃんと届いた証明書も返信用封筒を
入れれば送ってくれるそうですが、
特にせず。
無事に届いたことを願っております。
切った髪の毛をお店にうっかり忘れてくる、
そして、友に届けてもらったという。
なんともご迷惑をおかけしました。
すみません。
そしてありがとう。
一回目切ったときのブログに、
「もうチャレンジできないかも」と
書いてありました。
いつから伸ばしていたのか、記憶にも
なかったですが、
記録してあったので、なんだかんだで
4年は伸ばしていたようです。
これからまた?
うーん。
分かりません。
4年後、またこのブログを見て思い出すかも
しれません。
ぜひ、あなたもヘアドネーション!
乾物屋の今井商店 若林
綾子舞物語
柏崎市の鵜川には、綾子舞という約500年前から伝承されてきた民族芸能があります。
その綾子舞の始まり?の部分を創作舞踊劇で表現された「綾子舞物語」を観てきました!
劇の間に、本物の綾子舞の踊りがあり。
じつは、私、高校生のとき放送部でテレビ番組を作ってコンクールに出していました。
この綾子舞について一本作りました。
何十年も前のことなので、
あまり覚えていないのですが。
綾子舞には二つの地域?(座元と呼ぶそうですが、町内の違い、かな?)に
それぞれの踊りや衣装があって。
保存会の方のお話を聞いたり、
現地公開のときもビデオカメラを担いで
取材に行ったり。
高校生のころは、
すごいことだ、とか、
いまいちピンときていなくて。
番組制作も、先生のオッケーをもらうために
作っていた、ような。
すみません。
綾子舞は、当時は確か、
踊り手は20才以下の子どもしか踊れなかったような。
けれど、少子化と過疎化で、
地域外の子ども、大人も習っていると聞いたような。
昨日観た「綾子舞物語」は、
なぜ綾子舞が鵜川で踊られるようになったのか、
などを演じていました。
古い話なので、由来は諸説あるようです。
綾子舞の踊りとともに楽しませていただきました。
綾子舞物語のパンフレットより~
500年近くも前から、雪深い山里、鵜川地域に伝わる「綾子舞」の
由来を、お芝居と踊りで構成上演する、舞踊劇「綾子舞物語」。時は
戦国時代、明智光秀が織田信長に謀反を企てた「本能寺の変」の
翌年、京都御所の天皇の御前で幼い出雲のお国の妹お菊が踊りを
披露した。「ややこおどり」と呼ばれ絶賛を博し、出雲のお国は
またたく間にスタートなった。
・・・
綾子舞物語は、
柏崎出身の堀井真吾さんが脚本演出、語り、
元宝塚のこだま愛さん、
柏崎出身の永宝千晶さん、
児玉頼信さん、中村輝幸さん、山沢優子さんが演じておられました。
一日三講演されたとのこと。
沢山の柏崎市民が楽しませていただきました!
来年は綾子舞の現地公開は行われるでしょうか。
こういうホールで見る綾子舞も素敵ですが、
地元で、外で見る綾子舞が一番だと思います。
現地公開のときは、ぜひお越しください。
今井商店のまちゼミ終了
第16回かしわざきまちゼミは、令和3年10月8日(金)から11月20日(土)まで行われています。
今井商店のまちゼミは、
10月10日(日)から10月15日(金)までの集中型!で
終了しました。
春のまちゼミに引き続き、
「えご練り体験」を行いました。
まちゼミに参加してくださいましたMさんから
写真をいただきました。
沸騰して、えご草が溶け始めたところです。
新型コロナウイルスの感染防止として、
店内での飲食は無しとさせていただいてます。
ですので、残念ですが、
えごの試食はありません。
春に引き続き、
まちゼミ中に作ったえごを、
持って帰ってから、冷やし固めて
ご自宅で食べてもらう、というところまでが
今井商店のまちゼミ、とさせて
いただいてます。
今井商店のまちゼミの流れです。
~準備編~
1.まちゼミで使う分のえご草を洗います。
今回は一人分12g×4人=48g
佐渡産えご草を使います。
2.黒っぽいのが能登産のえご草、白っぽいのが佐渡産えご草です。
今回の参加者のほとんどが白っぽいえご草を知らない、
佐渡産のえご草は使ったことがない、ということでした。
3.えご草はじゃぶじゃぶとよく洗ってください。えご草が柔らかくなるので、
枝やえご草以外の海藻などが取りやすくなります。
ここでなるべくきれいに取り除くと後々楽です。
4.えご草もきれいにして、鍋に入れてまちゼミスタンバイオッケーで、受講生を待ちます。
お集まりになりましたら、すぐに分量の水を入れて、
火をつけてスタートします。
5.今井商店のまちゼミ「えご練り体験会」の必需品です。
水の分量を量る計量カップ、煮ている時に煮溶けない海藻などを
取るための菜箸、木べらでかき混ぜながら煮ます。
ドロドロのえごを鍋からきれいに取るためのゴムベラ、
今井商店のまちゼミでは、
タッパーウェアに分けて持って帰ってもらいます。
タッパーの新品を一度洗ってあります。
(Mさん撮影)
6.えご練り完成。
(Mさん撮影)
まだえごは熱々でドロドロなので、
タッパーウェアのふたは完全に閉めます。
家についたら、ふたを外して粗熱をとり、
冷めたら、ふたを閉めて冷蔵庫で冷やし固めます。
7.今井商店の玄関のところで、
まちゼミは行いました。
またどこかでエゴ練り体験会をすると
思います。
お知らせしますので、ぜひ一緒に練ってみませんか?
乾物屋の今井商店 若林