根出し昆布
「ダシをとること」がぜひ日々の暮らしの中に。
だし昆布を使えば、料理のウデがぐーんと上がった気がします。
出しをとる場合は、「出し昆布」と書かれているもの、
または、「ダシ専用」などと書かれているものをお選びください。
昆布はみんな昆布ですが、
煮物用昆布は、「食べておいしい昆布」のため、
「ダシ」としての力は弱いです。
おでんなどには「煮物用の昆布」例えば、
「にぎり昆布」や「棹前昆布」、
真昆布でも煮物用と書かれているものをおススメします。
昆布だしのとり方
根出し昆布30gに対し水1000ccを用意してください。
水に昆布を入れて一晩そのままで。
鍋でなくても、麦茶ポットなどに昆布と水を入れると、
ダシを全部使いきらなくても冷蔵庫での保存に便利です。
水出しでも十分、ダシは出ています。試しにそのままダシを飲んでみてください。
使う分のダシを鍋に入れ、出し昆布も一緒に鍋にいれ中火にかけます。
昆布の周りからフツフツと泡が出てきたら、昆布を取り出すタイミングです。
※水出ししたダシと出し昆布をとりあえず全部煮だして、
使わない分のだし汁を容器に戻し冷めたら冷蔵庫、
又は、製氷皿に入れ凍らせて保存する方法もお勧めです。
お急ぎでとる昆布だし
鍋などに水と根出し昆布を入れます。
30分間ほど、他のお仕事、他の料理を作ります。
水に入れて30分後の根出し昆布
昆布が広がりましたら、鍋を火にかけます。
中火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出してください。
一番だしを出した根出し昆布です。
二番だしも取れます。その際は鰹節も一緒に
合わせだしにしてお使いください。
根出し昆布のダシがらは捨てずに、細く切り
甘醤油で煮て佃煮にしますとお弁当やおにぎりの具と
していただけます。
少し酢を入れて野菜と和えたり、小魚、ゴマと
一緒にしたり色々に調理してください。
根出し昆布は二度も三度もおいしくいただけます。
出し昆布のダシは、「縁の下の力持ち」だと思います。
お料理にそれだけのダシでは少し味気ないです。
「ダシが入っていない?」と思うほどやさしい味です。
ぜひ、煮干や、かつお節のダシと合わせてみてください。
根出し昆布を使った乾物レシピ
- 保存方法 : 直射日光を避け、乾燥した所で保存
- 原材料 : 昆布(日高産)