ふのり
ふのりをつなぎにそばを打ってみませんか?
銅鍋でふのりを煮溶かすと緑色になり、ツルツルシコシコの緑色のふのりそばができます。
ふのりを銅鍋で煮溶かすと緑色になります。
ソバのつなぎにする場合
1.ふのりをザルに入れ、冷水で洗いごみを流します。
2.ふのり20gあたり、お湯600ccを加え、一晩ひやかしミキサーにかけます。
白い泡状になります。(30倍が目安ですが、煮詰めていくうちに水を足すので、最終的には水の量はもっといります。)
3.中火~弱火でゆっくり煮ます。
ヘラで底からかき回します。底が焦げ付かないように気をつけてください。
へらですくって、ボテッと落ちるくらいに煮詰めたら出来上がりです。
冷えると出来上がったときよりはかたくなりますが、寒天のようにカチッとはならず、プルプルのゼリー状(フルーチェみたいな?)になります。
ミキサーがない場合は、どろどろになるまで煮溶かして、煮詰めてください。
火にかけ始めはぶわ~っとあわ立つようにふくらみますので、必ずそばでかき混ぜながら
煮てください。
しばらくすると、落ち着いてきます。
水分が蒸発して、焦げ付かないように水を加えて煮詰めてください。様子を見ながら煮てください。
ふのりの繊維が分からなくなるほど煮溶かしてください。
思っていたより多く出来てしまいましたら、ビニール袋に入れ冷凍保存してください。
そば粉などの材料があり、すぐに二回目のソバ打ちができるようでしたら、冷蔵保存で。
ふのりを煮溶かすことはなかなかの手間なので、一度に多く作り、小分けにして冷凍保存しておきますと
手軽に手打ちソバが作れます。
煮溶かしたふのりの水分量でそば粉との関係が変化します。
この日のそば粉とふのりの関係です。4人分です。
そば粉300g/ふのり200g/中力粉100g
ここでは、ふのりはつなぎというよりも、水の分という感じです。
中力粉がつなぎで、それの補助という役割。
この分量で水分が足りないと感じた場合は、水を少し足してください。
煮溶かしたふのりは、冷えるとプルプルになります。その状態のふのりを手でのばしながら、そば粉になじませていきます。
手順どおりにそばを打ちます。
熟練したそば打ちの方はいとも簡単にここまできます。
キレイに揃った幅に切られたそばです。
ぜひ、挑戦してみてください。ふのりをつなぎにしたそばはつるっとしこしこの食感です。
おみそ汁の具にする場合
1.冷水でよく洗い、おみそ汁が出来上がる直前に鍋に入れます。
- 保存方法 : 直射日光を避け、乾燥した所。
煮溶かしたあと残った場合は、冷凍保存可 - 原材料 : ふのり(北海道産)