ワニコ母さんブログ
乾物カレーの日
2024年も開催されます。
乾物カレーの日、とは。
日本人のカシミヤ好きが、
カシミヤの過放牧につながり、
植物の根っこまで食べるカシミヤ山羊が増えたことにより、
内モンゴルの砂漠地帯が増え、
今、日本に大量の黄砂が降り注いで
色々困っていることになっています。
その内モンゴルの砂漠地帯に植樹をして
黄砂が飛ばないようにする、という活動に賛同して、
乾物カレーの日ができました。
「乾いた食べ物を食べて、
乾いた大地を潤す」
という考えです。
乾いた食べ物=乾物
と、いうことで、
なんでも良いので乾物を使ってカレーを作って、
内モンゴルに想いを馳せながら食べる。
です。
柏崎市でも協力してくれるお店があります!
エトセトラさんです。
阿部さんが作る「体が喜んでいる豆カレー」を
おいしく食べて、植樹活動にご協力願います~
乾物屋の今井商店 若林
てんぐさについて
てんぐさ(天草)を取り扱っています。
暖かくなってきたせいでしょうか。
ここのところ多くの方からご注文をいただいております。
ありがとうございます。
今井商店では、そうとう以前に
てんぐさの取り扱いがあったようです。
頼まれて乾物講座を開くとき、
講座内容を考えていて、
自分でも興味があった「ところてん作り」に
決めて、試して作ってみました。
今井商店で取り扱いしている「えご草」で
作る「えご」と同じようなのか、と思っていたら、
全く違いました!
「えご」は「えご草ごと食べます」
が、
「天草は最終的には草を捨てます。」
「草は食べられません」
煮出した「ところてん液」を固めます。
これが、作ってみたことがある方は
分かりますが、リードクッキングペーパーで
濾して透明でサラサラして、
「まさかこれがあの寒天状になるのか??」と
とても不安でした。
しかし、粗熱がとれたら固まりはじめます。
レシピ通りの分量と時間で、間違いなく
出来ます。
理科の実験のようにも感じます。
そして冷たくして、
ところてんのようにしたり、
あんみつに加えたり。
自分でつくることに「「ハマる人」続出です。
ぜひ、挑戦してみてください。
乾物屋の今井商店 若林
メールマガジン「いまちゃん通信」
乾物屋の今井商店では、若林が書く「メールマガジンいまちゃん通信」を
月に一回ほど送信しています。
旬のものの入荷の場合は、特別号として送信しています。
・・・いました。
今まで使っていたメール配信ソフトが終了してしまい、
それから色々探してはいますが、
こうしっくりくるものに出会えず、
なんと令和6年の新年のご挨拶もできていません。
申し訳ございません。
乾物屋の今井商店は、とても長くお付き合いして
くださっているお客さまが大勢いらっしゃいます。
お忙しい日々を過ごされていると
思われます。
なのできっとご自分から今井商店のサイトを見に行く、
なんていうことはないのでは??
こちらからお送りするメールマガジンで、
こちらの近況などを知っていただく感じです。
編集後記では若林のプライベートを書くことも
多いので、筒抜けです。
たまに、あれ?なんでしっているのかな?
なんて思ったりして。
自分で書いているのに。
アンケート設定がカート画面に張り付けられることを知りました。
「お支払方法」の下段に選択肢を設置しました。
「必須項目」にしましたので、
「読む」か「読まない」かのどちらかを選択してください。
また、ご注文のたびに「読む」「読まない」の
選択をしていただくのも申し訳ないので、
「すでに登録済」
「登録解除する」
の選択肢をつけましたので、
よろしくお願いいたします。
ご注文のたびに選択していただくことになります。
ひと手間かけてしまいご面倒をおかけします。
よろしくお願いいたします。
乾物屋の今井商店 若林
佐渡産あらめについて
先日、佐渡産のあらめについて
お問合せがありました。
残念ながら、
ここ数年、当店に入荷はありません。
佐渡に行ったら、もしかしたら手に入ったり
しないかな?
と希望は持っていますが、
今のところまだ行けていません。
佐渡のあらめは、本当にファンが多いです。
佐渡のあらめじゃなければダメ、という方も
多いです。
10年以上前に、
NHKの朝の番組「うまいっ!」に取り上げられました。
ゴールデンウイークの真っただ中で、
私は主人の実家へ家族で泊まりに行っていました。
朝からメールが鳴るなーって思っていました。
パソコンは持って行っていませんでした。
メールを見ると、
「板あらめはいつ入荷しますか?」という内容でした。
アクセス数を見ると、見たことない数字。
慌てました。
そのころ、日常でそんなに激しく動く商品では
なかったので在庫は十数枚だったと思います。
連休中だったので、問屋さんもお休みで、
とりあえず休み明けまでどうすることも
できない状態でした。
それでも当時は、在庫が沢山有ったので、
少しお待たせしましたが、ご注文いただきました分は
無事にお届けできました。
全国放送のテレビの力はすごいですね。
全国各地からご注文をいただきました。
・・・
その後は、新潟県内、新潟県出身者の方から
多くご注文をいただきました。
加工する人がいなくなってしまい、
板状にしない「バラアラメ」が3年ほど入荷
しました。
元のアラメは同じなので、
佐渡のあらめに違いはありません。
今、、
全く入荷しません。
アラメを採る方、加工する方が
いないそうです。
今でも、「あらめはありませんか?」と
お問合せをいただいています。
どなたか、アラメを作ってくださる方、
いないでしょうか。
待っている人は沢山いらっしゃいます。
乾物屋の今井商店 若林
ダシ教室しました
2月末日、柏崎市立剣野小学校5年生の家庭科の時間をお借りして、
「ダシ教室」させていただきました。
5年生の家庭科では「ご飯を炊く」「みそ汁を作る」という授業があります。
みそ汁は「煮干し」でダシをとること、ということなので、
煮干のダシと、出し昆布のダシを飲んでもらい、
煮干の下ごしらえをして、
みそ汁の飲み比べ、
ダシがらを食べる。
という内容で一時限一クラスずつに体験してもらいます。
子どもたちが来るまでに準備完了させます。
各班に人数分を配ります。
ずっと使いまわしている?!掲示物を黒板に貼ります。
大人でも「ダシだけを飲む」という機会はあまりないかもしれません。
なかなか飲みにくいらしく、子どもたちの反応はかなり強めです。
前日から準備して、朝からダシを取って行って・・・。
と考えると胸が痛いですが笑
大丈夫です。
「これも経験の一つ」
先日、久しぶりの従兄に会いました。
父の長兄のセガレさんなので、わたしとは17才差。
美味しいとか、まずいとか、一度も口に入れてなければ
絶対に分からない。
子どものころは食べれなかったものも大人になったら食べられたり、
美味しいと感じたり。
それも、一度も口にしていなかったら分からない。
だから、とても良いことをしているんだよ、と
私に話してくれました。
家庭でなくて、学校でなければできないこと、は
沢山あると思います。
この「ダシの体験」もその一つだと思います。
半分強制的?
(もちろんアレルギーの子や、絶対に食べたくないって
いう子には食べたり飲んだりさせません。)
友だちとギャーギャー言いながら、
飲んだらきっとずっと覚えていてくれるかな?
ダシを飲んだ後は、みそ汁の飲み比べ。
煮干と出し昆布の合わせだしのみそ汁と、
味噌をお湯で溶いただけのみそ汁の
飲み比べです。
ここは、子どもたちも美味しく飲んで、
私もホッとします。
途中で感じたことを発表してもらうのも
嬉しいです。
次の家庭科の調理実習でこの煮干を使う場合は、
「煮干しの下ごしらえ」を班ごとにしてもらいます。
ここもギャーギャーです。
普段触ることもないですね。
たまに釣りをしている子などは、意気揚々と煮干の
下ごしらえをしてくれます。
煮干の頭とはらわたはダシに使わないので、
食べたかったらどうぞ、というと、
半分くらいの子はチャレンジします。
目玉、とか興味深々です。
そんな感じで「ダシの教室」は終わりになります。
ご協力いただきました先生方、ありがとうございました。
また来年度もどこかの小学校の5年生を
ギャーギャー言わせたいです笑
乾物屋の今井商店 若林