今井商店のまちゼミ~えご練り編3~

今井商店のまちゼミ~えご練り編2~よりつづき

まちゼミのえご練りの話は続きます。

参加者の皆さん、えごに対する思いも
強いです。

「小さい頃、親が拾ってきたえご草の
においがダメで」という方。

えご草

子どものころから「えごが好き」という方は
多分「まれ」です。
たまたま我が娘は小さい頃からえごが
好きでしたが。

小さい頃は好きじゃなかったけれど、
大人になったら急に食べたくなる、
好きになるって体験は色々あると
思います。

そんなえごのにおいがもうダメ、って
いう方が、今なぜ?
もう大丈夫なの?
いつから?どうして?
ここを深掘れなかった私は本当に
だめだめです。

今度もしお会いできたら、
絶対に聞きます!!

えごの食べ方も人それぞれ。

売り物のえごにはだいたい
「酢味噌」が添付されていますので、
酢味噌派が多かったです。

辛子酢味噌、の方、
辛子醤油(←私はこれが一般的だと
思っていました)
ポン酢しょうゆの方一名。

別日に聞いた方は、
生の青梅を味噌に漬け、
味噌に梅の香りが移ったみそを
漬けて食べる、と言っていました。

最近のおススメは、えごを細く切り、
サラダにのせてドレッシングで
食べる。
オシャレな一品になります。

これは、東京の表参道にある、
新潟物産館ネスパスB1にある新潟食楽園で食べることができます!

サラダにえごをのせてドレッシングで

また、えごは「味をつける」
味付けのえごを作る方も多いです。
産地の方が多いと思います。

砂糖と醤油をいれ、
砕いたクルミやピーナッツをのせて
お茶菓子として。

浜のお母さんが作ってくれたえご!

年数がたち、風味が足りなくなったえごに
味付けしたのかもしれません。

初めて食べるときは、割と驚愕?
です。

通は
「生醬油(きじょうゆ)」だ、
という説も。

皆さん、どうぞお好みの味付けで
えごを食べてくださいませ。

などなど、
皆さんの体験談や、好みの話を聞きながら、
えごは練り上がります。

私なりの火を止めるタイミングをお伝えして、
鍋から、お持ち帰り用のタッパーウエアに
移します。

今回のえごは乾燥状態のえご草の
25倍の水を使うので、
お持ち帰りのタッパーウエアの容量から、
一人何グラムのえご草を使うか、と
計算します。

今回は、一人12gのえご草で、
一つのタッパーウエアがちょうどできます。
水300mlにしました。

えご練り体験会で分けたえご

ご自身でえご草を用意して、
果たしてどのくらいの量のえごが
できるのか。
分からないので不安です。
冷やし固める容器と冷蔵庫の場所を
確保しないといけません。

「昔、お母さんがとにかく大量に
作っていた。
そうでなければならないと思って
いたので、なかなか作ろうと思え
なかった。」
という方もいらっしゃいました。

少ない量ですと、時間も短縮できます。
沸騰するまでの時間、
煮詰める時間が短くなります。

以前、一人で一鍋で一から
えごを作ってもらう講座のときは、
本当にあっという間にできちゃって、
その後何もすることな~い、
とアワアワしちゃいました。

今回の分量と同じ、または
×2の量を買って帰った方が
いらっしゃいました。

今度買う時の目安にもなります。

佐渡産えご草

ぜひ。

今井商店のまちゼミ~えご練り編4~へつづく

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