平成29年12月2日(土)に「カスベ煮サミット」を行いました。
※「カスベ煮サミット」とは、
柏崎市の松波、荒浜地区、刈羽村、西山町の年越しのごちそうとして
作られる「カスベ煮」です。
代々伝わる家庭料理なので、作り方や味付けは各家庭で違うと思います。
5名の「カスベ煮のプロ」からカスベ煮を作ってきていただき、
作り方や特徴などのお話をお聴きする会です。
会場は柏崎まちから(旧喬柏園)
多くの方にお集まりいただき、カスベ煮を食べました!
多くの方がカスベ煮に興味を持ってくださり、
カスベ煮について考えたりしてくれて嬉しい会でした。
カスベ煮の一人として母ケイコも登場。
・普通に煮たもの
・かすべを水煮した後冷凍して解凍後味付けしたもの
・出来上がったカスベ煮を冷凍して解凍したもの
の三種類を試食してもらいました。
「冷凍して解凍したカスベ煮」がイイ、という票が多かったようです。
三種類のカスベ煮
カスベ煮サミットに真カスベをディスプレイ。
これがカスベなのです。
初めてカスベを見た方は驚くフォルムです。
小林さんと阿部さんのカスベ煮。
笹の押し寿司とカスベの昆布巻は三井田さんより。
水煮をしたカスベです。
この日は、牧口さんから皆さんの前で実演!
熱々のカスベを手でほぐします。
ほぐしたカスベを別に用意した熱々のタレに回しかけ、
吸わなかったタレをこぼします。
それを4、5回繰り返すと、どんどん味がしみていきます!
牧口さんが作ったこの「カスベ煮」は、
皆さん、初めて知って興味深々でした。
カスベを水煮したあとは、味付けして火にかけない
というほかのご家庭とは全く違う作り方でした。
私にとっても貴重な体験でした。
新聞記者さんから取材に来ていただきました!
そして、平成29年12月4日(月)の柏崎日報に
大きく記事にしていただきました。
ありがとうございます。
第一回カスベ煮サミットは多くの方のご協力の
おかげで無事にひらくことができました。
ご協力いただきました皆さま、ご参加いただいた皆様、
スペシャルサポーターの三井田さま、ありがとうございました。
まだ次回の計画はありませんが、秋田県や山形県の県を
またいだつながりができたらいいな、と思います。