ところてん【乾物レシピ】

天草からところてんを作ります。
1.天草が乾燥の状態で重さを計ります。
天草を良く洗います。
(草に岩のようなものが多少ついて
いても、最後に濾すのでジャブジャブ洗って
水がきれいになれば良いです。)

天草を分量の水に1時間から半日程度浸す
乾燥状態の重さの50倍の水に一時間から半日程度
ひたします。

2.強火にかけ、沸騰したら火を弱めて、
酢を加え、まぜます。
(乾燥天草50gに対して大さじ1程度)

酢を加えると天草がとろっとします
酢を加えると天草がトロっとします。

天草からところてん液を抽出する、
という感じです。

えご草のように、草を溶かして食べる、
ことはありません。

天草は最終的にはさよならします。

3.40分ほど弱火で煮たら、(この時、
私はふたをします。吹きこぼれ注意。
蒸発するのがもったいない気がして。)
火を止めます。
別鍋にザルをかけ、天草ごと流します。
お玉などで、天草をギューッとして、
ところてん液をしぼりだします。

煮た天草をザルで受ける
煮た天草をザルで受けます。

4.別鍋を用意した理由は、
ところてん液は冷めると固まるので、
もう一度、弱火にかけます。

違うザルにリードクッキングペーパーを2枚置き、ところてん液をこす
違うザル(もしくはさっき使ったザルの天草を
あけ、ザルを洗って)にリードクッキングペーパー
2枚置き、固めるための容器の上にセットします。

温めたところてん液を濾します。
リードクッキングペーパーをお玉などで、
押し付けてしぼります。
(熱いので注意)

5.粗熱を取ったら、冷蔵庫にて冷やし固めます。
ところてん液

天突き棒に入る大きさに切り、
ところてんを突きます。

天草から作ったところてん
天草から作ったところてん。


天草は2回、使うことができます。
上記3.の所で、ところてん液をしぼった
天草をもう一度、煮ていた鍋に戻します。

二度目は、
乾燥天草の重さの30倍ほどの水を入れ、
沸いたら弱火にして40分煮ます。
一度目と同じ手順で濾します。

今度は少し固まり方が弱いので、
こしあんや、牛乳、コーヒー、
果物の缶詰などをいれて寒天を作ると
良いと思います。

天草の二回目で牛乳寒天
牛乳に砂糖を混ぜて温めて溶かします。
ところてん液と合わせます。
乾燥天草の重さの10倍くらいの量で
作ってみてください。

寒天は、まだ火にかけると、
溶けます。

固まりが弱かったら、もう一度
煮なおしてみてください。

天草2回目で作ったコーヒー寒天
コーヒー寒天に生クリームを
のせてみたら、お店で食べてるみたい
です。

乾物屋の今井商店 若林

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