柏崎市の鵜川には、綾子舞という約500年前から伝承されてきた民族芸能があります。
その綾子舞の始まり?の部分を創作舞踊劇で表現された「綾子舞物語」を観てきました!
劇の間に、本物の綾子舞の踊りがあり。
じつは、私、高校生のとき放送部でテレビ番組を作ってコンクールに出していました。
この綾子舞について一本作りました。
何十年も前のことなので、
あまり覚えていないのですが。
綾子舞には二つの地域?(座元と呼ぶそうですが、町内の違い、かな?)に
それぞれの踊りや衣装があって。
保存会の方のお話を聞いたり、
現地公開のときもビデオカメラを担いで
取材に行ったり。
高校生のころは、
すごいことだ、とか、
いまいちピンときていなくて。
番組制作も、先生のオッケーをもらうために
作っていた、ような。
すみません。
綾子舞は、当時は確か、
踊り手は20才以下の子どもしか踊れなかったような。
けれど、少子化と過疎化で、
地域外の子ども、大人も習っていると聞いたような。
昨日観た「綾子舞物語」は、
なぜ綾子舞が鵜川で踊られるようになったのか、
などを演じていました。
古い話なので、由来は諸説あるようです。
綾子舞の踊りとともに楽しませていただきました。
綾子舞物語のパンフレットより~
500年近くも前から、雪深い山里、鵜川地域に伝わる「綾子舞」の
由来を、お芝居と踊りで構成上演する、舞踊劇「綾子舞物語」。時は
戦国時代、明智光秀が織田信長に謀反を企てた「本能寺の変」の
翌年、京都御所の天皇の御前で幼い出雲のお国の妹お菊が踊りを
披露した。「ややこおどり」と呼ばれ絶賛を博し、出雲のお国は
またたく間にスタートなった。
・・・
綾子舞物語は、
柏崎出身の堀井真吾さんが脚本演出、語り、
元宝塚のこだま愛さん、
柏崎出身の永宝千晶さん、
児玉頼信さん、中村輝幸さん、山沢優子さんが演じておられました。
一日三講演されたとのこと。
沢山の柏崎市民が楽しませていただきました!
来年は綾子舞の現地公開は行われるでしょうか。
こういうホールで見る綾子舞も素敵ですが、
地元で、外で見る綾子舞が一番だと思います。
現地公開のときは、ぜひお越しください。