乾物屋の今井商店では「だしの教室」を行っています。
だしの飲み比べや、合わせダシの違いや「うま味」の話をします。
うま味成分の「イノシン酸」「グルタミン酸」「グアニル酸」
二つ以上の違う「うま味成分」をかけわせると・・・。
だしの取り方について
柏崎まちゼミでは市内のお茶屋さんとコラボ教室
A社さまにて出張ダシ教室を開きました!
柏崎食生活改善委員さまに「煮干をもっと身近に」講座
- だしの教室内容例
-
- だしの飲み比べ(煮干・昆布・かつおぶし)
- 合わせダシの飲み比べ
- だしの下ごしらえとダシの取り方
- だしをとったおみそ汁の飲みくらべ
- うま味の話
- 煮干をもっと身近に講座
- ・・・時間によって色々な組み合わせができます。
小さい子が喜んで飲む姿にお母さんも驚きます。
思っているより簡単にダシはとれます。煮干、出し昆布は水につけておくだけ。
だしの教室では、煮干しと昆布を一人づつに配り、直接さわって、
においをかいだり、折ったり、なめたりしてもらいます。
煮干は骨があるので刺さらないように要注意。
そんな体験もしていただきます。
おうちではなかなかできない、「だしの飲み比べ」をします。
だしの色を見たり、香りをかいだり。
味付けをせずにそのまま飲んでみると、自分の味覚に気づかされます。
平成29年小学5年生のダシの授業、体験した5年生の感想
Kさん
「わたしは、にぼしとこんぶは苦手でした。でも、みそのいつものたべてるやつはのめたけど、
やさいが入っていないせいか、いつもより味がうすくてのみにくい味がしました。
だしいりみそは、のめなくはないけど、にぼしのふうみがにがてでのみにくかったです。
きちょうな体験でした。」
相当、苦手なようでした。端的に言うと「まずかった」ということでしょうか。
貴重な体験をしていただき、ありがとうございました。
・Sさん
「今日、初めて(たぶん)作っただしを飲んで、私の口にはあまり、どれも合いませんでした。
でも深いところににぼしやこんぶの味を感じました。
いつも家では、あまり、だしからとることは、あまりないので、すこし、個性的な味でした。
いつも作ってあるだしじゃなくて、たまには作ってみようと思いました。」
「個性的な味」という表現がやさしさ。
・Hさん
「今日のだしの授業で、にぼしやこんぶなどだしを飲んだ時に最初はうすいけど、後味などが
にぼしの味やこんぶの味がしました。乾物だけで食べてもおいしいけど、だしの味はまたちがった味が
ありました。にぼしやこんぶだけだと飲みづらいかもしれないけど、みそを入れたら、まろやかに
なって飲みやすくなったから、とてもおいしかったです。
だしは味そ以外にもたくさんの種類のだしの味があるということが分かってこれからもいろんな味を
飲んでみたいです。」
彼は、試飲中も探求心がすごかったです。