ダシ教室しました

2月末日、柏崎市立剣野小学校5年生の家庭科の時間をお借りして、
「ダシ教室」させていただきました。

5年生の家庭科では「ご飯を炊く」「みそ汁を作る」という授業があります。

みそ汁は「煮干し」でダシをとること、ということなので、

煮干のダシと、出し昆布のダシを飲んでもらい、
煮干の下ごしらえをして、
みそ汁の飲み比べ、
ダシがらを食べる。

という内容で一時限一クラスずつに体験してもらいます。

ダシの教室、準備完了
子どもたちが来るまでに準備完了させます。

煮干ダシ、昆布だし、煮干と出し昆布のダシがら
各班に人数分を配ります。

黒板にはやることを貼ります。
ずっと使いまわしている?!掲示物を黒板に貼ります。


大人でも「ダシだけを飲む」という機会はあまりないかもしれません。

なかなか飲みにくいらしく、子どもたちの反応はかなり強めです。

前日から準備して、朝からダシを取って行って・・・。
と考えると胸が痛いですが笑
大丈夫です。

「これも経験の一つ」

先日、久しぶりの従兄に会いました。
父の長兄のセガレさんなので、わたしとは17才差。

美味しいとか、まずいとか、一度も口に入れてなければ
絶対に分からない。
子どものころは食べれなかったものも大人になったら食べられたり、
美味しいと感じたり。

それも、一度も口にしていなかったら分からない。

だから、とても良いことをしているんだよ、と
私に話してくれました。

家庭でなくて、学校でなければできないこと、は
沢山あると思います。

この「ダシの体験」もその一つだと思います。
半分強制的?
(もちろんアレルギーの子や、絶対に食べたくないって
いう子には食べたり飲んだりさせません。)
友だちとギャーギャー言いながら、
飲んだらきっとずっと覚えていてくれるかな?


ダシを飲んだ後は、みそ汁の飲み比べ。
煮干と出し昆布の合わせだしのみそ汁と、
味噌をお湯で溶いただけのみそ汁の
飲み比べです。

ここは、子どもたちも美味しく飲んで、
私もホッとします。

途中で感じたことを発表してもらうのも
嬉しいです。

次の家庭科の調理実習でこの煮干を使う場合は、
「煮干しの下ごしらえ」を班ごとにしてもらいます。

ここもギャーギャーです。
普段触ることもないですね。
たまに釣りをしている子などは、意気揚々と煮干の
下ごしらえをしてくれます。

煮干の頭とはらわたはダシに使わないので、
食べたかったらどうぞ、というと、
半分くらいの子はチャレンジします。
目玉、とか興味深々です。

そんな感じで「ダシの教室」は終わりになります。

ご協力いただきました先生方、ありがとうございました。

また来年度もどこかの小学校の5年生を
ギャーギャー言わせたいです笑

乾物屋の今井商店 若林

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