14年前、柏崎市では
大きな地震がおきました。
午前10時13分
土曜日だったかな。
娘も店にいたから。
パパちゃんは仕事に行っていたから。
半年前に生まれたせがれの
おむつを替えて、
おやつにするかー
みたいなタイミングでした。
今日、避難訓練がありました。
避難訓練って、
「机などの下に避難し、頭を守る」
という行動があります。
学校の避難訓練もそうでしょう。
しかし、
強い横揺れのときは、
とてもじゃない。
机の下に移動する、
なんてことはできません。
ただただそこで
四つん這いになり、
揺れるだけ。
揺れに耐える、なんてことも
できません。
セガレの上に四つん這いになり、
階段を降りようとしていた
小学生の娘が私のところに
大急ぎで戻ってきたので、
娘も私の下に入れ、
耐えようにも、
手もひざも畳の上でこすれるように
地震の揺れと一緒にゆれるだけ。
いる場所にもよりますが、
火を消しに行く、なんて
絶対にむり。
(強い揺れがきたら、
ガスのほうが勝手にとまるから、
止めに行かなくてもいいって
話もあります)
たまたま家は建っていて、
何も私たちの上に落ちては
きませんでしたが、
食器棚は倒れ、
茶碗は飛び出し割れ、
炊飯ジャーはコードでぶら下がり、
冷蔵庫のドアは開く。
みたいな感じでした。
揺れがおさまってから、
一度外に出たかな。
台所のテーブルの上に
これから食べようと思って
おいておいた大福が、
床の上に落ちていて、
割れた食器のガラスが刺さって
いないかなぁ、とよ~く
確認してから、食べました。
当日、
その時の思い出です。
その翌年、父が亡くなり、
街の様子はずいぶん変わりました。
14年後の今日は暑いです。